【月1000円のムダ】やってしまいがちな冷蔵庫のNG習慣

冷蔵庫のNG習慣

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毎日何気なく使っている冷蔵庫。でも、あなたの使い方ひとつで電気代が無駄にかさんでいたり、食材を早く傷ませてしまっているかもしれません。

最近では「電気代が高すぎる!」という声をよく耳にしますが、実は原因の一つが家庭にある冷蔵庫。キッチンの中で最も電力を消費する家電のひとつであり、その電力消費量は冷暖房に次ぐとも言われています。にも関わらず、「扉の開け閉め」や「詰め込み過ぎ」など、ほんの小さな習慣が電力浪費を招いていることは意外と知られていません。

あなたの冷蔵庫、正しく使えていますか?

この記事では、電力効率が下がったり、食品保存に悪影響を及ぼしたりする「もったいない冷蔵庫の使い方」10のポイントをご紹介します。日々のちょっとした行動を見直すだけで、電気代の節約にも、食材の無駄削減にもつながるヒントが満載です。

明日から取り入れられる簡単なテクニックばかりですので、ぜひチェックしてみてください!

内容早わかり表
  1. 冷蔵庫を詰め込みすぎることで電力効率が下がる
  2. 温かいままの料理をそのまま冷蔵庫に入れる
  3. 冷蔵庫のドアをこまめに開け閉めする
  4. 賞味期限切れや不要な食材を溜め込む
  5. 自動製氷機の掃除や水の交換を怠る
  6. 壊れたパッキンやドアの隙間を放置する
  7. 食材を適切に保存せず腐らせてしまう
  8. センサー付き冷蔵庫の節電機能を活用していない
  9. 製氷機用のフィルターや冷蔵庫フィルターの掃除を忘れる
  10. 冷蔵庫の設置場所が悪い(直射日光・壁に密着)

冷蔵庫を詰め込みすぎることで電力効率が下がる

冷気の循環が妨げられてムダな電力消費に

冷蔵庫の中、気がつけばパンパンになっていませんか?詰め込みすぎると冷気がうまく循環せず、余分に電力を消費する原因になります。食材が多すぎて冷却効率が落ちると、コンプレッサーが長時間稼働し、電気代がかさむ悪循環に。特に夏場は注意が必要です。

収納の目安は「7割」にとどめる

冷蔵庫内は、収納量を「7割」に抑えるのがポイント。適度なゆとりがあることで冷気がスムーズにまわり、食材もムラなく冷やされ保存期間も長持ちします。収納ケースや仕切りを活用して、見やすく整理整頓することも効率アップに繋がりますよ。

温かいままの料理をそのまま冷蔵庫に入れる

庫内温度の上昇で電気代が無駄に

熱いままの料理を冷蔵庫に入れると、庫内の温度が一気に上昇します。 その結果、冷蔵庫は温度を下げようと余計に電力を消費し、電気代が跳ね上がってしまいます。特に夏場は影響が大きく、他の食材の鮮度にも悪影響を与えかねません。

菌の繁殖リスクにも注意

温かい料理の水蒸気が庫内にこもると、湿気が高くなり雑菌が繁殖しやすい状況に。これが他の食材の劣化にもつながります。料理の粗熱は、室温で15〜30分ほど冷ましてから保存するのが安全です。

ひと手間が庫内環境と節電につながる

食中毒予防と節電のためにも、保存容器の蓋を開けたままで冷ます・保冷剤を活用するなど、少しの工夫で大きな差が出ます。 正しい取り扱いを心がけて、冷蔵庫にやさしい使い方を意識しましょう。

冷蔵庫のドアをこまめに開け閉めする

実は見落としがちな「ドアの開閉」が電力ロスの原因に

ついついやってしまいがちな冷蔵庫の「何気ない開け閉め」。ドアを開けるたびに庫内の冷気が逃げ、温度が上昇してしまいます。そのたびに冷蔵庫は再び冷やそうとフル稼働。これが電力消費の増加に直結するんです。特に、小さなお子さんがいる家庭では、ドアの開閉回数が1日数十回にもなるケースも。

冷蔵庫を効率よく使うためにできる工夫

効率的に使うには、何がどこにあるかをきちんと整理し、開け閉めの時間を短くすることがポイント。よく使う調味料やドリンクはドアポケットにまとめて置いたり、中の配置を「見える化」するのもおすすめです。また、ドアがきちんと閉まっていないケースもあるので、ピーピー音などのアラーム機能があれば、ぜひ活用してみてください。

賞味期限切れや不要な食材を溜め込む

食品ロスと電気代の二重苦

冷蔵庫の奥から「いつ買ったんだっけ?」という食材が出てきたこと、ありませんか?賞味期限切れの食材や使いかけで忘れ去られた調味料が溜まると、冷蔵庫のスペースが圧迫され冷気の循環が悪くなります。その結果、冷却効率が落ち、電気代も無駄にかかってしまうのです。

月に一度の“冷蔵庫チェック”習慣を

効率的な冷蔵庫運用には、中身の「見える化」が重要。定期的に無駄な食材を見つけて処分・整理することが、節電と食品ロス削減の第一歩です。透明な保存容器やラベルシールを活用すれば中身が一目でわかり、使い忘れを防ぐことができます。月に一度の「冷蔵庫メンテナンス日」を習慣にしてみませんか?

自動製氷機の掃除や水の交換を怠る

見落としがちな「氷」の衛生問題

夏場など特に出番が多くなる自動製氷機。しかし、掃除や水の交換を怠ると、氷に雑菌やカビが混入するおそれがあります。
給水タンクには目に見えない汚れが溜まりやすく、放置しておくと氷が変なニオイになったり、黒ずんだ汚れが出てくることも。

定期的な清掃が冷蔵庫の性能維持に

さらに、汚れたままだと冷却機能にも悪影響を与え、冷蔵庫全体の電力効率も低下してしまう可能性があります。
水は週1回、タンクの掃除は月1回が理想。お手入れの方法は取扱説明書やメーカーHPで確認でき、自宅でも簡単に実施できます。

日々のちょっとしたメンテナンスで衛生面も節電効果もアップ。忙しくてもスケジュールに取り入れてみましょう。

壊れたパッキンやドアの隙間を放置する

密閉性が冷蔵庫の命

冷蔵庫の冷気を保つために不可欠なのが、ドアのゴムパッキンです。パッキンが劣化していたり、ドアに隙間が空いたままだと、常に冷気が漏れ続けてしまい、冷蔵庫は余計なエネルギーを消費することに。その結果、電気代が増加するだけでなく、食品の劣化スピードも早まってしまいます。

定期チェックで無駄を防止

簡単なチェック方法としては、ドアに紙を挟んで閉めてみること。紙がスルッと抜けるようなら、密閉性が不足しているサインです。月に一度はパッキンの汚れや劣化を確認し、溝のゴミを取り除くだけでも効果的。必要に応じてパーツ交換や業者の点検も検討してみましょう。快適で省エネな冷蔵庫ライフのために、見逃せないポイントです。

食材を適切に保存せず腐らせてしまう

冷蔵庫に入れたはずの食材が、気づけば腐っていた…そんな経験はありませんか?それ、保存方法が間違っている可能性が高いんです。ただ冷蔵庫に入れるだけでは、食品の鮮度は保てません。正しい保存方法を知れば、食品ロスも防げて家計にも優しいですよ。

食材ごとの保存ポイントを意識しよう

例えば、葉物野菜は湿らせたキッチンペーパーで包むと長持ちしやすく、肉や魚は空気に触れないよう密封容器に入れるのが鉄則です。冷蔵庫内の温度に合わせた保存位置も大切なポイント。「どこに何を置くか?」を意識すれば、食材の持ちがグッと変わります。

ラベルと容器で賢く管理

保存容器には日付ラベルを貼って、古いものから使う「先入れ先出し」を心がけましょう。ちょっとした工夫で腐敗を防ぎ、ムダを減らせます。食材の寿命を延ばすことは、冷蔵庫を上手に使う第一歩です。

センサー付き冷蔵庫の節電機能を活用していない

高機能を活かさなければ宝の持ち腐れ

最近の冷蔵庫には、温度センサーやドアの開閉センサー、さらには利用状況に応じた自動節電モードなどの高機能が搭載されています。しかし、多くのご家庭では「なんとなくそのまま使っている」というケースがほとんど。せっかくの便利な機能も、設定を見直さなければ省エネ効果を発揮できません。

説明書を読み直すだけで光熱費が変わる?

旅行モードやナイトモードなど、冷蔵庫の使用頻度に応じて電力消費を抑えられる機能も。年中全開モードで使えば当然コストも増えるだけ。まずは冷蔵庫のマニュアルを見直し、最適な設定がされているかをチェックしましょう。スマホ連携可能な機種ならアプリで調整も簡単ですよ。少しの見直しだけで、毎月の電気代に差が出るかもしれません!

製氷機用のフィルターや冷蔵庫フィルターの掃除を忘れる

フィルターの汚れは冷却性能にも影響!

冷蔵庫の製氷機や本体内部には、空気や水の循環を助けるフィルターが装備されています。これらのフィルターにホコリやカビ、水アカが溜まると、冷気の循環効率が落ちるだけでなく、電力も無駄に消費されてしまいます。特に製氷機のフィルターが汚れていると、氷に臭いが移るなど、衛生面にも大きなリスクが…。

定期的な掃除とチェックが長持ちのコツ

フィルター類は、月に1回程度の定期清掃が目安です。取り外して洗うだけで冷蔵庫の性能がグッと復活し、電気代の節約にもつながります。機種によってはフィルターの交換が必要な場合もあるので、取扱説明書で掃除手順や交換サイクルを確認しておきましょう。ちょっとした手間が、大きな節電と安全に繋がります。

冷蔵庫の設置場所が悪い(直射日光・壁に密着)

直射日光は冷蔵庫の大敵!

冷蔵庫は「設置場所」によって電力効率が大きく左右されます。直射日光が当たる場所に冷蔵庫を置くと、外気温の影響で内部の温度が上がり、冷やすために余分な電力がかかります。特に夏場は注意が必要です。

壁との間には適切なスペースを

また、冷蔵庫の背面や左右が壁にぴったり密着していると、熱が放出できず放熱効果が著しく低下します。理想は壁から5cm以上のスペースを空けること。これだけで冷却効率がアップし、節電にもつながります。

ちょっとした工夫で快適に

日当たりのよいキッチンでは、遮光カーテンや断熱フィルムを使うのも効果的。冷蔵庫は「置き場所」を整えるだけで電力の節約や食品の劣化防止に直結します。今すぐ周囲を見直してみましょう!

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